冬の水都大阪ウイーク 水辺の散歩道
📅 2024.12.25
大阪市北区
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Place: 大阪市中央区
世界的にも類例を見ない「超高齢社会」に突入した日本。(高齢化率29.3%<2024年>)
中でも大阪府では特に、2015年〜2025年(10年間)で、後期高齢者の人口がおよそ46万人増加するなど、高齢化が急速に進む状況にあります。一方で、高齢者の社会参加が健康長寿の実現に結び付くなど「年をとっても健やか」な暮らしへの期待も高まっています。
必要な場面では介護・福祉の専門家に頼りながら、ご近所での住民同士の助けあい・支え合いなどで、住みなれた地域でいきいきと暮らし続けられる「ええまち」づくりに向け、オール大阪で高齢者の積極的な社会参加を促し生きがいづくりと介護予防への気運の醸成をおこなっています。
大阪府福祉部高齢介護室介護支援課の委託事業として、2017年からスタートし、大阪・関西万博のテーマにもある「いのち輝く未来社会のデザイン」とも連動する急速に高齢化する大阪での、これからのまちづくりを進めています。住民同士の助け合い・支え合いの非営利活動団体を、「プロボノ(社会人の方がスキルを活かして参加するボランティア)」として参加する社会人の皆さんからの力添えで、プロジェクト形式で活動の基盤強化を進めてきました。活動団体が一堂に会する「大阪ええまちプロジェクト大交流会」では、普段から高齢者福祉に関わる職種の方以外にも、地域の事業者さん、プロボノでの支援者・関心ある方のご参加で、市域を超えた情報交流や課題解決に向けた連携などが生まれています。
2017〜2024年度まで、のべ120団体への支援を行い、参加したプロボノワーカーは2017〜2024年度はのべ550人にのぼります。プロボノプロジェクトの中では、大阪府内で万博出展に向けて企業連携を図りたいとしていた団体の支援を行いました。このように、これまで難しいとされてきた、多様なセクター同士の協働・連携ができる機会を広げ、社会課題解決がさらに一歩進むきっかけ作りを行ってきました。
万博をきっかけに機会が増えた多様なセクターの垣根を超えた協働・連携がこれからも続くように、社会人がスキルを活かして参加するボランティア=プロボノでの非営利活動団体の支援で「ええまち」が実現できるよう、社会課題解決を進める仲間や場面を増やしていきます。
主催 | 大阪ええまちプロジェクト事務局(認定NPO法人サービスグラント) |
所在地 | 大阪市中央区淡路町2-5-16 淡路町ビル8F |
公式サイト | https://eemachi.pref.osaka.lg.jp/ |
参加団体 | 河井靖子(認定NPO法人サービスグラント)、槇野 吉晃(認定NPO法人サービスグラント)、田中 綾香(認定NPO法人サービスグラント) |