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森之宮エリア周遊 自動運転バスの実証運行

Place: 大阪市

 将来の自動運転レベル4走行を見据えた、自動運転バスの実証運行

2024年11月上旬から約1年間、森之宮エリアを周遊する自動運転レベル2のバスを商用運行(認可申請中)します。大阪市城東区の森之宮車両工場跡地の暫定利用として開設する未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN」の開業期間に合わせて、2025年10月まで運行予定です。なお、三大都市圏の市街地で約1年間という長期間にわたって商業運行を行う大型の自動運転バスは初めてとなります。将来の自動運転レベル4走行を見据え 、地域の周遊性向上を目指すとともに、走行実績を積みながら課題点も抽出し、社会実装に向けて自動運転バスの在り方を検討していきます。

プロジェクト発足の経緯

これまでOsaka Metroでは、大阪市内の主に湾岸地域にて自動運転の実証実験を行ってきました。今後、自動運転バスを市街地で走行させるにあたって、大阪城などの集客拠点と、森之宮や京橋といった交通拠点を繋ぐ 森之宮エリア周辺を走行地域として決定しました。

プロジェクトの活動内容

Osaka Metroでは、2019年から大阪市内において自動運転バスの実証実験を行っており、そこで得た走行データや乗客意見を踏まえて、2025年大阪・関西万博や他地域での走行計画策定、走行に向けた自動運転システムの調整等を進めています。

【これまでの実証実験】

2019年12月グランフロント大阪(閉鎖空間)で自動運転レベル4 相当の実証実験
2020年1月大阪湾ベイエリア公道で自動運転レベル2 信号協調の実証実験
2022年3,4月テストコース及び公道における自動運転レベル2 複数台・車種の遠隔監視の実証実験
2022年12月テストコースにおける信号協調を用いた、無人運転走行(自動運転レベル4)の実証実験

2025年大阪・関西万博に向けた今後の展望

2025年大阪・関西万博では、今回森之宮エリアを走行するバスと同じ仕様の自動運転バスがP&Rルートを走行予定です。それに向けて、2024年3月からは舞洲・夢洲において、P&Rルートでの来場者輸送を見据えた自動運転バスの実証実験を行っています。森之宮エリアでも、万博でも、乗客の皆さまに安心して自動運転バスという未来のモビリティを体感いただけるように、安全かつスムーズな自動運転走行の実現に向けて、取り組んでいきます。

主催大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)
所在地大阪府大阪市西区九条南1-12-62
公式サイト https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240830_morinomiya_taikenthemepark.php

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