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未来のまち防災

Place: 大阪市北区

地域力で、「いのち輝く未来社会のデザイン」をつくるプロジェクト

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に触れ、いのちを守る社会の構築において、地域防災の重要性を再認識したことが背景にあります。現状では、想像以上に防災組織の運営体制や危機管理、災害時の対応能力が未整備であると知り、この状況を打開するために本プロジェクトを立ち上げました。万博を契機に、日本の防災技術と地域力を世界にアピールする目的もあります。

立ち上げの翌年には、既存のコミュニティ(町会)と新しいコミュニティ(マンション住民、学校、企業)が融合した組織を設立。これまでの“防ぐ災害”に留めることなく、“攻める災害”として新しいアプローチを行っています。地域と学校、企業などが一体となり防災の意識を高めることで、「いのち輝く未来社会」の実現を目指し、持続可能な社会の構築に貢献します。

プロジェクト発足の経緯

中津地域には2つ避難所がありますが「高齢化などの影響で運営(町会)側の人員が少なくなったことから、実際の避難所で行っている訓練を1つに集約せざるを得なくなってきた」と地域の防災組織の方から相談を受けたことや、避難所の一つである学校を運営している大阪YMCAインターナショナルスクール・責任者の山根一毅さんから「世界の災害支援や熊本地震での避難所運営など、災害支援で培ったノウハウを地域のために生かしたい。特に、被災の経験がない外国人や子どもたちが通う学校を運営しているからこそ、防災に力を入れたい」と声をかけてもらったことがきっかけでした。

プロジェクトの活動内容

大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を、住民一人一人が実現できるものへと変換し、まちの中で行える万博へのアプローチの一つとして考えたのが、このプロジェクトです。いのちを守る社会の構築の土台をつくり、地域コミュニティの強化と連携を図り、社会の変化や新たなリスクに適応できる柔軟な組織体制を再構築し、未来に向けた持続可能な担い手の育成を行うことで「誰もが住みたい、住みやすい、住み続けたいまち」を追求し、「いのち輝く未来社会」を目指します。

2025年大阪・関西万博に向けた今後の展望

地域防災力を強化し、万博を契機に日本の防災技術と地域力を世界にアピールする重要な取り組みに位置付け、万博終了後も「いのち輝く未来社会」の実現を目指し、持続可能な社会の構築に貢献します。

主催一般社団法人うめらく
所在地大阪市北区中津3-17-5 UPCYCLE中津荘103 関係案内所なかつもり内
公式サイトhttps://umeraku.com/
参加団体山根(大阪YMCAインターナショナルスクール)、檜垣(東洋アルミエコープロダクツ)、井口(日々是米日)、中嶋(大阪商業大学中嶋ゼミ)、清中(医師)、拠点に集まる有志一同

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