万博会期中、街を盛り上げた「夜の顔」たち。「OSAKA YORUMON」 でディープなミナミの夜遊び体験

万博会期中に開催されていた観光プロジェクト「OSAKA YORUMON(大阪夜もん図鑑)」。酒場やエンタメスポットなど、大阪の夜を彩る多様な人々、通称「YORUMON」をWebアプリで紹介し、新しい夜遊びのかたちを提供していました。今回は、万博の海外スタッフと共に、ミナミで「YORUMON巡り」を行った様子をレポートします。

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世界中から2500万人以上の人が訪れ、惜しまれつつも10月13日に閉幕した大阪・関西万博。 でも、大阪の魅力は、万博だけではありません。大阪のキタ・ミナミエリア※は、巨大な商業施設やエンタメスポットが密集する世界有数の繁華街といわれ、円安や万博などの影響で、ここ数年は爆発的に観光客が増加しています。

※キタ・ミナミエリア:主に梅田周辺を中心とする「キタ」と、難波・心斎橋周辺を中心とする「ミナミ」の繁華街の総称

ただ、たとえ見知った街でも、はじめて訪れるお店は緊張するものです。ましてや、それが観光だと不安も倍増ですよね。今回ご紹介する「OSAKA YORUMON」は、大阪の「人」にスポットを当てた街歩きを推奨する観光プロジェクト。大阪・関西万博を盛り上げるための有志団体「demo!expo」が、世界中からやってくる観光客と大阪の観光資源「おもしろい人」をつなぐ場を夜の街に仕掛けるプロジェクト・通称「夜のパビリオン」※の一環として立ち上げました。

「OSAKA YORUMON」は観光アプリSASSY(サッシー)と連動して、酒場・スナック・銭湯・ライブハウスなどで街を盛り上げる「大阪の夜を楽しませてくれる人物」を紹介していました。

SASSY:OSAKA YORUMON(大阪よるもん)図鑑特設ページ

※「夜のパビリオン」は万博会期中(2025年4月13日〜10月13日)のみ行われ、現在は終了したプロジェクトですが、「OSAKA YORUMON」のWebサイトは閲覧可能です(2025年10月現在)。

魅力的な人々に実際に会いに行けるのがOSAKA YORUMONの魅力。観光客はもちろん、大阪の地元民も知らなかった「大阪の夜の顔」と出会うきっかけが、OSAKA YORUMONからたくさん生まれていました。

今回は、万博会期中に海外パビリオンスタッフとして働いていた3名と、大阪ミナミの心斎橋や、アメ村エリアへ。OSAKA YORUMONの認定店に案内したときの様子をご紹介します。

ご案内した海外パビリオンスタッフはこちらの3名。左から、サウジアラビアパビリオンのジュジュさん。トリニダード・トバゴパビリオンのバネッサさん。ブラジルパビリオンのルーカスさんです。

ミナミの街を30年以上見守る「TANK酒場」古谷さんとカンパイ!

YORUMON探しの最初に訪れたのは、心斎橋パルコB2F心斎橋ネオン食堂街にある「TANK酒場/喫茶」。大阪・関西万博に興味がある人が集まって語らうイベントとして、demo!expoが万博開催前から全国で開催してきた「EXPO酒場」。万博会期中は、TANK酒場がEXPO酒場の実店舗「EXPO酒場 ミナミ本店」としての役割も果たしていました。

EXPO酒場 ミナミ本店とキタ本店(ルクア大阪)の2店舗は万博会期中、「夜のパビリオン」の拠点になっていました。

※EXPO酒場としての営業は、2025年10月13日をもって終了しました。TANK酒場は現在も営業中です。

TANK酒場のオーナーであり、万博会期中はEXPO酒場 ミナミ本店の店長でもあった古谷さんは、堀江・アメリカ村・心斎橋界隈で30年以上、アートの啓蒙活動や飲食店、ギャラリーの運営を続けてきた、いわば「ミナミの顔」。数々のお店やイベントを運用する経営者でありながら「マスター」を名乗り、現在も自ら店頭に立ち続ける、頼れる夜の街の案内人なのです。

万博会期中、「EXPO」と印字された提灯が店内にたくさん飾られているためか、万博帰りの海外観光客も連日たくさん訪れていたそう。

まずは古谷さんを交えて、みんなで乾杯! 乾杯の後にはバネッサさんが、自国トリニダード・トバゴ共和国のスティールパン※を模したピンバッチを古谷さんにプレゼント。

※スティールパン:トリニダード・トバゴ共和国で発明された、ドラム缶から作られる打楽器。

万博ではピンバッチを交換することで言葉が通じなくても交流する文化があります

音楽やアートに造詣が深い古谷さんは「スティールパンやん! うれしい〜!」と大盛り上がり。映像作家のかたわらDJをするほどの音楽好きのジュジュさんも交え、世界の音楽トークに花が咲きます。

バネッサさんは日本語がまったくわからないとのことですが、日本生まれ・日本育ちのルーカスさんが間に入って、会話を繋いでくれていました。「音楽は国境を越える」とよく耳にしますが、古谷さんのように幅広いジャンルに詳しい方が加わると、さらに会話が盛り上がりますね。

ここTANK酒場ではほぼ毎晩DJイベントが開催されているので、音楽好きはふらっと訪れて、音とお酒のマリアージュを楽しむのもおすすめです。古谷さんをはじめ、スタッフはみなさんフレンドリーなので、一見さんでも参加しやすい雰囲気ですよ。

「ここ数年はコロナ前よりも、海外の観光客の方が増えている印象です」と古谷さん。「大阪は懐が深い街なので、国籍関係なくどんな人でもウェルカムなお店が多いと思います」と話してくれました。

TANK酒場にはミナミエリアのいろんなお店のフライヤーが置かれているので、気になったフライヤーからお店を訪れてみるのも、古谷さんおすすめの街巡りテクニックだそう。もちろん、お店の情報は古谷さんやTANK酒場のスタッフさんが教えてくれるので、ここに来れば一気にミナミ通になれますよ!

古谷

ここ数年は、人が増えて大阪の街に活気が出てきて、嬉しい限り。「今日行ける面白いイベントとかお店、教えて!」と声をかけてくだされば、僕だけじゃなくスタッフもいろいろ情報をお伝えします!まずはうちにふらっと寄って、ここから街に繰り出してみてください。

EXPO酒場 ミナミ本店(TANK酒場/喫茶)

住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコB2F
電話:06-6786-8150
営業時間:11:00〜23:00
休業日:不定休

アメ村ど真ん中の老舗ボウリング場で「ボウリングマン」とゲームスタート!

自分がいるエリアを選んで、次に会いたい人をすぐ探せるのがYORUMONの魅力

情報通の古谷さんと、EXPO酒場スタッフにいろんな大阪の情報を教えてもらった3人。聞いたお店の中から、さらに親睦を深めるべくアミューズメントスポットに向かいましょう! アメ村のボウリング場「心斎橋サンボウル」で遊びます。こちらのスポットにも、YORUMONが待ち受けているようで……?

心斎橋サンボウルは、アメ村の象徴である「三角公園」や、ショッピングモール「心斎橋ビッグステップ」のほど近くにある、大都会に鎮座する老舗のボウリング場です。大阪市民なら誰もが知っているこの有名な施設で3名を出迎えてくれたのは、こちらのYORUMON!

ボウリングピンの被り物にサングラス……ひときわ目立つ風貌の彼は、その名もずばり「ボウリングマン」。心斎橋サンボウルの公式X(旧Twitter)やインスタグラム、さらにはミュージックビデオにも登場する、同施設の広告塔です。今回は特別に、ボウリングマンが3人にボウリング指導をしてくれることに!

「プレイ経験はあるけど、自信は全然……」と話す3人。ボールの選び方から球を投げるフォームまで、ボウリングマンが丁寧に教えてくれました。

久々のボウリングで苦戦する3人を尻目に、どんどんピンをなぎ倒すボウリングマン! さすがの球さばきを見て、3人のやる気も上がります。はじめは全然ピンが倒せなかったものの、ボウリングマンの指導の甲斐あって急速に上達していきます。

ゲーム終盤、ルーカスさんが見事ストライクを達成しました!これには思わず、みんなでハイタッチ。

「私のスマホでも!」と記念撮影を楽しむジュジュさん

じつは、ボウリングマンの正体は心斎橋サンボウルの支配人。 「トップが自ら広告塔になる」というポリシーで、2015年からボウリングマンとして活動されています。

ここ数年はアメ村にも外国からの観光客が急増していて、サンボウルにもたくさんの外国人が訪れているそう。「海外は夜になると、街での飲酒が規制されている国も多い。うちではお酒を飲みながらゲームが楽しめるから、ゲーム料金よりもお酒代がはるかに高いなんて外国人グループもたくさんいらっしゃいます」とのこと。

今回は特別にゲームに参加してくれたボウリングマン。普段はお客さんとゲームを楽しむことはないそうですが、遊び方を丁寧にレクチャーしてくれるので、プレイしたことがない外国人の方でも安心してボウリングを楽しめます。また、アメ村の一等地で長年営業してきたボウリング場の支配人だけあって、周辺の飲食店にも精通している情報通な一面も。「心斎橋サンボウルで、ソファーでくつろぎながらゲームを楽しんだあとは、ぜひ街に繰り出して大阪を満喫してくださいね」と話してくれました。

一緒に乾杯して、ボウリングを楽しんだあとは3人もすっかり仲良しに。一緒に過ごすと最短ルートで仲良くなれるのも、夜遊びの特権ですよね。

ボウリング
マン

昔はもっと入りづらいエリアだったアメ村も、現在はいろんな人が訪れてくれるスポットになりつつあります。グルメもアートもなんでもある街なので、国内の人にも海外の人にも、アメ村の魅力をもっと知ってほしいです!

心斎橋サンボウル

住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-9-28
電話:06-6213-0303
営業時間:10:00~24:00 ※23:30受付終了
休業日:年中無休

巡った国は40カ国以上! 「ヤキソバベイベー」ベイベーさんが作る絶品コナモンに舌鼓

全力でボウリングを楽しんで、そろそろお腹が空いてきたご様子。お次はお待ちかね、大阪グルメを食べにいきましょう!

OSAKA YORUMON特設ページの「食べる・飲む」ジャンルから選んで会いにきたのは、道頓堀にある「ヤキソバベイベー」のベイベーさん。じつはこちらのヤキソバベイベーは、道頓堀で70年以上営業されている、老舗の角打ちでもあるんです。ベイベーさんの祖父である先代が始めた酒店を間借りするかたちでオープンした同店ですが、現在はベイベーさんのご両親も一緒にお店を切り盛りされています。

大学休学中に訪れた海外で料理に目覚め、これまで40カ国以上を巡りながら修行を積んできたベイベーさん。なんと、五ツ星ホテルの副料理長を務めていた経験もあるのだとか。「大阪のソース文化を海外に食らわせてやりたい!」との言葉通り、お店で提供されるコナモンはどれも絶品です。確かな料理の腕前だけでなく、その経歴からどんな国の人とでもフレンドリーに話せるベイベーさんのもとには、夜な夜なたくさんの外国人観光客が訪れます。

コナモン以外のおつまみメニューもたくさん。生まれも育ちも日本のルーカスさんは、「どて煮ください!」と注文も慣れたもの

「海外を巡っているとき、日本出身だと教えると、どこの国でも『日本、いいよね!』と言ってもらえました。それが嬉しくて、帰国後に観光客ウェルカムなお店を作ったんです」と話すベイベーさん。つい先月も、ご両親と連れ立ってマレーシアを訪れたそう。

なんと、ベイベーさんはジュジュさんの故郷であるハンガリー・ブタペストにも滞在していたことがあるそう! すてきな偶然に、ふたりの会話も大盛り上がり。そうしている間にも、複数人の外国人を連れ立った観光ガイドが店を訪れ、店内はまるで異国のようにいろんな言語が飛び交います。

ちなみに、ヤキソバベイベーのスタッフはベイベーさん以外もほとんどが英語OK。ベイベーさんのお父さんも「外国人観光客の方が街に増え始めたころは、言語の壁で困ることもあったけれど今は息子やアルバイトさんを介して、いろんな国の方と交流できるようになった」と話してくれました。「息子が作る料理はどれもうまい!」と話すご両親の温かさが感じられる、家族一丸の経営スタイルもヤキソバベイベーの魅力です。

広い世界を見て回ったベイベーさんいわく、大阪は「世界で一番平和で面白い街」。そんな街の魅力を世界に発信すべく、最近は道頓堀商店会の理事にも就任されたそうです。大阪の街と世界を愛する店主が作る絶品コナモン、ぜひ堪能してみてください!

ベイベー

「大阪は世界中から人が集まる都市になる」と昔から感じていたので、現実になりつつあるのが本当にうれしい! 「かめはめ波!」って日本のアニメのポーズをするだけでウケてくれる、日本好きな海外の方と、毎晩お店で交流できるのがすごく楽しいんです。もちろん大阪の地元民も、日本人の観光客さんも大歓迎ですよ!

ヤキソバベイベー/オコノミヤキベイベー道頓堀本店

住所:大阪府大阪市中央区道頓堀2-4-5
電話番号:080-1472-9087
営業時間:18:00〜翌1:30
定休日:月曜日

最高にフォトジェニックな空間! 「FARPLANE」のぺちこさんが作るインスピレーション・カクテル

おなかがいっぱいになった後は、ユニークなスポットでお酒を楽しむのが大阪の街のスタンダード。ふたたび心斎橋ネオン食堂街に移動して会いに行ったのは、大阪で「大人の遊園地」として有名な「FARPLANE(ファープレーン)」のPechico Octopashy(ペチコ オクトパシー。以下ぺちこ)さんです!

写真中央、鮮やかなマリンブルーの髪色が素敵なぺちこさん!

こちらのお店は、2007年からアメ村でバーの営業を続ける「FARPLANE アメ村本店」の2号店で、大阪のサブカル界隈では知らない人がいないほどの有名店。ぺちこさんは、そんな「FARPLANE  心斎橋パルコ店」の店長です。ネオンカラーが華やかなオリジナルの制服をまとったスタッフさんと一緒に、3人を出迎えてくれました。

「本当に商業施設の中!?」と驚いてしまうほどにエキセントリックな店内は、写真映えも抜群! アダルトなモチーフに囲まれた異空間では、特製のオリジナルカクテルやジュースなどが楽しめます。

今回オーダーしたのは、お客さん一人ひとりに合わせて作る、世界に一つだけのオリジナルカクテル(1ショット2,000円)! 「今日の気分」や「好きな音楽」など、オーダーする要素はどんなものでもOK。スタッフさんが一人ずつ丁寧にヒアリングしてくれるので「おしゃべりは苦手……」という方でも、自然と会話のきっかけが生まれます。

派手な内観にどきどきしていたそぶりの3人でしたが、ぺちこさんの柔らかい接客と笑顔に緊張もほぐれたよう。ジュジュさんは「好きな映画」。バネッサさんは「カーニバルのときの自分の衣装」の写真を見せつつ、さらにルーカスさんは「昭和の日本」という一風変わったお題でオリジナルカクテルづくりをお願いしてみました!

できあがったのがこちら。 どれもカラフルな色合いで、ビジュアルが抜群に可愛い! あらかじめ好きな味わい・お酒などを聞いてくれるので、見た目だけでなく味も一人ひとりの好みにばっちり合ったカクテルになっています。

「昭和の日本」をオーダーしたルーカスさんには、和風の台座付きカクテルが。

ここパルコは、おもちゃやキャラクターグッズを販売するファミリー向けのお店が多いため「ママとお子さんが買い物中に、手持ち無沙汰のお父さんたちが入ってくることも。パパさんの託児所みたいになってます(笑)」とぺちこさん。いろんな国のパパたちが集まって、自分の好きなバンドの話で盛り上がり、そのままミナミの街に繰り出す……なんてご機嫌な光景も珍しくないそう。「お父さんたちに限らず、FARPLANEが交流の場になるのはとても嬉しい」と話してくれました。

FARPLANEではお客さんみんなが楽しめるよう、ぺちこさんをはじめとしたスタッフさんが誘導してくれるので、個性的な内観に惹かれた方はぜひ気軽にお店に訪れてみてくださいね!

ぺちこ

子供向けのキャラクターグッズ専門店と、FARPLANEのようなフェティッシュなバーが同じビルに同居している雑多さが大阪の魅力。せっかく日本を巡るなら、リトル東京ではない大阪らしさを感じてもらいたいです!

FARPLANE 心斎橋パルコ店

住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3 心斎橋パルコ B2F
電話番号:06-7711-7400(心斎橋パルコ大代表)
営業時間:17:00~23:00
休業日:年中無休

夜遊びのラストは、良質な音楽に包まれながら。「CATS」サキさんと音楽トークを楽しもう

美味しいグルメやお酒とともに、YORUMONたちとの出会いを楽しんでいるうちに、すっかり夜もふけてきました。ゆっくりお酒を楽しめるバーで、今宵の夜遊びを締めくくりましょう。

本日最後に会いにきたYORUMONは、ミュージックバー「CATS」の吉田サキさん。ここCATSが入居するビルは、2階に大阪の有名クラブ「CIRCUS OSAKA 」があり、そのほかにも音楽に特化したバーが数多く入居する、音楽好きにはたまらないスポットなんです。世界最高峰のサウンドシステムブランド「VOID acoustics」のスピーカーを常設した店内は、居心地のいい空気が漂います。

今日一日を振り返りながら、最後の乾杯!

「うちはテクノに特化したバーなので、テクノ好きなお客様が国内外問わずたくさんいらっしゃいます」と教えてくれたサキさんは、18歳からクラブで働くクラブカルチャーの申し子的存在です。日本でもDJ活動を行うジュジュさんは、サキさんの音楽トークに興味津々! 話の中で共通の知人がいることもわかり「いつかここでDJをしたい!」と、すっかりお気に入りのスポットになったようです。

思わずDJスペースで音響を触るジュジュさん

CATSには、CIRCUS OSAKAでイベントを楽しんだお客さんが移動してくることも多いそうで、連日世界中の音楽好きたちで賑わっているそう。海外から訪れた方は「せっかく日本のクラブを楽しみたくても、どこに行けばいいのかわからない」という方も多いそうですが「うちのビルに来てもらえたら、音楽好きは必ず楽しめると思います!」と心強いお言葉をいただきました。

ジュジュさんは、こちらで注文した「角ハイボール」のおいしさに感動したようです。「日本のウイスキーって美味しい!」と喜ぶ彼女に、「知多もおいしいよ」と日本生まれ・日本育ちの​​ルーカスさんがアドバイス。YORUMONたちとの交流を経て、楽しそうに話す3人の姿が印象的な締めくくりとなりました。

サキ

CATSが入居しているのは音楽に特化したお店が集まるビルですが、意外と「お酒飲めたらなんでもいいや!」ってお客さんも来てくださいます。いざ入店したら、誰でも音楽とお酒のコラボを楽しめるのが、クラブとかミュージックバーの魅力なので「音楽、詳しくないけど……」って方も全然ウェルカムです!

CATS

住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-8-16 中西ビル3F
電話番号:06-6315-5858
営業時間:20:00〜0:00(イベントや貸切パーティー時は異なる)
休業日:不定休

「街」だけじゃなく「人」も楽しむ。大阪ならではの夜遊びを「YORUMON」で!

大阪の街を盛り上げるYORUMONたちとの交流、いかがでしたか?

「賑やか」「ユーモアがある」といったイメージが先行する大阪人ですが、実際にYORUMONと交流してみると、真剣に大阪の街を盛り上げようとしている姿がとても印象的でした。今回交流したYORUMONの方々はみなさん明るく魅力的で、大阪の街を好きになってもらうためのホスピタリティ溢れる、まさに「街の顔」なのだと実感することができました。

万博は終わってしまいましたが、大阪の街のYORUMONの元気は、いつまでも健在です! みなさんも、賑やかで楽しいだけではない大阪の「人」の魅力を楽しんでみてくださいね!

文:渡辺あや
写真:高津祐次
企画・編集:人間編集舎

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