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mini mimi expo

Place: 大阪市中央区

意外と知られていない織物工場からでる生地ミミ。実はこの産業廃棄物は、いのちを守る宝の山だった!

テキスタイルの生産時に生じる「生地ミミ」や「端材」にフォーカスした、誰もが参加できるクリエイティブでサスティナブルな活動を「ミミプロジェクト」と名付け、(一社)日本テキスタイルデザイン協会(以下TDA)を母体として「生地ミミ」をユニークな素材と感じたデザイナーや作家が立ち上げました。工場と使い手をつなぐプラットフォームです。「生地ミミ」をきっかけに、テキスタイルに興味を持つ人が増え「生地ミミ」を処分することのない持続可能な環境サイクルを作ることが目標です。

プロジェクト発足の経緯

織物工場から発生する意外と知られていない生地ミミ。一つの工場で1週間で100kgの産業廃棄物として焼却されています。この状況を目の当たりにしたTDAのデザイナーや作家が立ち上がりました。環境保護は勿論のこと、「このふわふわでもしゃもしゃな可愛いくて魅力的な素材をもっと有効に活用できないものか!」と、協会だからこそできるネットワークとしくみを作り、5年前からスタート!活用可能なしかるべき場所に生地ミミを届け、ウエイストゼロを目指し身近な事からできる社会貢献。そして生活を豊かにする持続可能なアップサイクルを啓蒙的に広めていくために発足しました

プロジェクトの活動内容

ミミプロジェクト2019年11月発足から、2020年には東京コピス吉祥寺にて「生地耳 de つくる」展を開催。翌年2021年には東京都練馬区美術館区民ギャラリー「生地耳 de つくる」展も開催しました。さらに、2022年は東京ビッグサイトで開催された「日本ホビーショー」にて招待をいただき出展、2023年は大阪デザインセンターにて「mini mimi expo2023」をODCと共同開催しました。今後は、2024年10月に大阪デザインセンターにて「mini mimi expo2024」をODCと共同開催予定です。

2025年大阪・関西万博に向けた今後の展望

3カ年計画にて、2025の大阪万博の開催に期を合わせ、生地ミミを基に繊維を中心としたSDGsのプラットフォームを船場にて年々構築すべく「mini mimi expo」を昨年よりスタートしました。生地ミミや作品の展示販売やワークショップをしてきましたが、今年は繊維から土壌をつくりだすという偉業をされている企業代表によるシンポジュウムも行います(万博会場でもメインホールで、この土壌が使用されます)。万博の開催年に向けては、「mini mimi expo2025」を4月に開催し、生地ミミ作品を身に着けたミニファッションショーなどでも盛り上げ、同時に生地ミミの可能性を沢山の方に知ってたいと考えています。

主催一般社団法人 日本テキスタイルデザイン協会
所在地【大阪支所】
大阪府大阪市中央区船場中央1丁目3番2-101号 船場センタービル2号館1階 大阪デザインセンター内TDA大阪支所

【東京事務局】
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 株式会社毎日学術フォーラム内
公式サイトhttp://www.j-tda.jp/(TDA)
https://tdamimipro2021.wixsite.com/tdamimiproject(ミミプロジェクト)
参加団体こちらのページにて賛助会員をご覧ください。

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